本やブログを読んでいて、わたしの不満や不安がいかに凡庸か、繰り返し思い知る。
時代や国や性別がバラバラでも、不安には通底するモノを感じる。
自分らしく生きられるか、自分らしくってなにか、自分とはなにか。そんな類のこと。
不安の詳細は違うかもしれないけど根は一緒。
わたしの不安にオリジナリティがないってことを残念なことだとは思っていない。
だれしも同じ不安を抱えている、と理解していることは役立てられる。
こういう不安を感じるだろうからって考えて先回りすることができる。
人を安心させたければ、人が何を不安に思うのか知る必要がある。
それならありふれた不安を持っていることは何よりわたしの心強い武器になる。
この情けなくジメジメとしたありきたりな不安が。