どうも、rintaroです。
子供の頃から好きな食べもの、ありますか。
わたしはケーキですと、ナポレオンパイがだいすきでした。
つまりはイチゴのミルフィーユのことですが、なぜかナポレオンと呼ばれていたあのケーキ。
父も好きなケーキだったのか、いまでもその名を口にします。
甘くて香ばしくて、なによりゴージャスだった。
なぜ過去形か。
ご存知のこととは思われますが、マキシム・ド・パリは2015年に日本から撤退。
銀座コージーコーナーはリンゴを挟みやがったりする始末。
唯一、キハチの熊谷シェフが期間限定で作っているらしいが青山本店のみ。
もはや"ナポレオンパイ"とよばれるのにふさわしいケーキを食べることは叶わない。
こうなったら、作るしかない。
カスタードクリームから
とはいえ。冷凍パイシートとイチゴとホイップクリームと、買ってきてしまえばとても簡単。
まずカスタードクリームを作って冷やしておく。
作りかたは食育通信を参照。
冷凍パイシートを使って簡単ミルフイユ
卵黄2コ分のカスタードクリームは多い予感(的中)がしたので半量で。
小鍋に牛乳と分量の半分の砂糖をいれて火にかけ、沸騰直前まで温める。
砂糖をいれると鍋の底に沈んで牛乳の焦げつき防止になるんだって。 ワーオ!スゴイ!
ボウルに卵黄をほぐして砂糖と薄力粉をすり混ぜる。
温めた牛乳を分けて加えてよく混ぜ鍋にもどし、ふたたび火にかける。
レシピによるとしっかり沸騰させ火をいれるといい、らしい。強気で加熱する。
火が通って、卵黄入りホットミルクが突然カスタードクリームに変わるのでおもしろい。
ラップに包んでバットに広げて冷まし、冷蔵庫にうつす。
パイを焼く
焼くだけなんだけど、冷凍パイシートの袋に書かれているのとはまったく違う焼きかたをする。だいたい冷凍パイシートが満足な焼きあがりだったこと、ある?
わたしはない。
食育通信のレシピは、"まず200度-220度の高温のオーブンに10分間入れ、次に温度を150度に落として40-50分間焼く"というもの。
焦げるギリギリまで焼きこまれたパイあってこそのミルフィーユ。
40分間ガッツリ火を入れた。
そしてこの焼きあがり。 これはテンションあがる。
クリームの準備。カスタードとホイップのダブルクリームにする。
ホイップクリームを泡立てて絞り袋につめる。
室温でやわらかくしておいたカスタードクリームにホイップクリームを適量合わせて軽くする。
イチゴは好みのカタチにスライスして水気をふいておく。
これで材料は揃った!
組立てる
側面のスライスアーモンド(だったかな)は記憶があいまいだったのもあり、省略。
できたー!
ボリュームが伝わりにくいけどじつは18×6センチのとんでもない大きさになった。
カットしてみる。
どう! このパイの火入り! この焼きかた、かなりいい。
食材の組合せに間違いがないので、とってもおいしい!
ケーキを一目見た父は「イチゴにかかっているゼリー(ナパージュ)がない」と指摘、厳しい。
母はこのわずか3日後にまたパイシートを買ってきて「再チャレンジ」と言うので、どうやら改善点はありつつも美味しかったことを示唆。 厳しい。
厳しすぎない?
ちなみに一番苦労したのは完成後の切り分け。
調べてみると"パイの部分は刃が波型の専用ナイフでノコギリのように細かく動かして切る"らしい。
いちごのミルフィーユ
なるほど、次は試してみようかな。
調べているうちに綺麗なミルフィーユの食べかたも見つけたのでどうぞ。
大きすぎたので翌日のおべんとうになった。