2014/08/26

アルミ缶でウルトラライトなアルコールストーブをつくってみた



どうも rintaroです

アルコールストーブというのはアルコール燃料を燃やして湯を沸かしたり簡単な調理をしたりするコンロ
ピクニックで熱いコーヒーやスープが飲めたらいいよね…!

もちろんアルコールストーブは買えるけど
ネットで調べてみると作ってしまうひとも多いようだったのでやってみた



アルコールストーブで参考にしたブログ


空き缶アルコールストーブの作り方(1)|river side family アウトドア&自作
展開図(治具)&説明|アルコールストーブを創ろう

参考にあげたブログがとても親切!
わたしが説明する必要はないので流れだけ



つくります



構造は
上側(ジェット孔のあるパーツ)+下側(燃料をいれるパーツ)+内筒(予熱室をつくるパーツ)
でできている



まずは上側からつくる



火をつける穴だよ
カッターでしつこくけがいておく



けがき線より内側に穴をあける
千枚通しをあててカナヅチで打ちまくる

穴をつなぐようにしてニッパーで切って底を切りとる



のこった部分はペンチでつかんでぱたぱた曲げてけがき線で折りとる
金やすりで切口をやすった

フランジを残すかどうかの違い(強度が違うらしい)はよくわからなかった
残したほうがかっこいい気がしたので残した



ジェット孔(気化したアルコールが炎になって噴出す穴)をあける
この工程からそれっぽくなるのでたのしい
印をかいたあと 画鋲で穴をあける



画鋲をぐりぐりと動かして穴をφ1.5mmほどにひろげる
ちょうど精密ドライバーの直径が1.4mmだったのでそれをつかって確認

上下の底がついているうちに紙やすりで塗装をはがす



分厚い本をつかって高さが30mmになる位置にカッターの刃をはさんで缶をひたすらまわして切る
利き手側に缶を置いたほうがやりやすかった



上側はこれでできあがり!



下側と内筒


上側とおなじ要領で下側は高さ27mmになるようカットしておわり
内筒は径の小さい缶でやればいいだろうと レッドブル缶を準備
高さ37mmでカット

ちなみに内筒の輪切りは片方の底がなくなるとふにゃふにゃでカッターでは切りにくかった
本をつかってけがいた後に ハサミをぶっさしてけがき線をなぞるように切るといちばんきれいにできるとおもう


ぜんぶのパーツを組み立てれば完成! やったー! とにかく燃焼テスト!


燃焼テスト


うっかり燃料が漏れたりしてどこかに燃えうつるとヤバいのでフライパンの上に缶をセット



アルコールをほんのすこし缶の中にいれて火をつける
香りたつレッドブル…!(洗えていない)


息を吹きかけつつ待っていたらジェット孔から火が!


ちゃんと本燃焼までできてる! わーい!
これならつかえそう!


もうひとつ缶の底を切っておいたものを蓋がわりにかぶせて消火! 完璧!
のこったアルコールをもどせるように漏斗もつくろう



あとは五徳もつくろう


おもったより上手くできてうれしい!
つぎのハイキングには持っていくつもり おいしいコーヒーは飲めるでしょうか

実際につかうには五徳があったほうが便利なのでそれもつくってみようとおもう