イヤなヤツがいたので悪態をついてやったり
人間関係の衝突の腹いせに枕を殴ったり
怒りを発散するために攻撃的な行動をとるとかえって怒りが持続するという話らしい
スッキリするのは確かだが その快感ゆえに怒りに頼るようになるそうだ
悲しみに関しても似ているような気がした
悲しい気持ちを癒すためにお酒を飲むだとか
気にいりの音楽を聴いて耐えるだとか
なにか特別なことをするとそれがキーとなって悲しみがまざまざと蘇ってしまう
そのときはそれが特別なことだとすら思っていなかったんだけどなぁ…
忘れるつもりがかえって人生に埋めこむことになるような
しかも思いだされるたびに切れ味が増しているような
そんな気持ちで曲を聴きながら会社帰りの電車に揺られていた