2014/10/11

「聖者たちの食卓」を観ました

どうも rintaroです
先日「聖者たちの食卓」を観てきました
65分のショートトリップムービー

インドのシク教総本山にあたるハリマンディル・サーヒブ<黄金寺院> では、毎日10万食が巡礼者や旅行者のために、すべて無料で提供されている。
そこは宗教も人種も階級も職業も関係なく、みなが公平にお腹を満たすことができる「聖なる場所」だ。
想像すらつかない沢山の食事は、毎日どのように用意されているのだろうか?
公式サイトより


100,000食! ヤバイ!

食をめぐる映画はすきだ
ただ邦画は「またかもめ食堂っぽいヤツか…」とキービジュだけで食傷気味

豆カレー100,000食なんてもっと違うものがみれるんじゃないか
わくわくしながらチケットを買った


なにがすごいって10万食つくるのに1万人くらい働いていそうだった

作業する手元 顔 人 全体
報道の手本のような几帳面な映像が繰り返される

繰り返して調理工程が重なっていき映像に奥行が出て来るところが面白い


あと銀色のお皿がばんばん投げられるところが良かった
基本的によく投げる
チャパティも生地のときから投げられていたし


思いのほか「メシ」感はない
見慣れない調理だからだろうかとおもったが フォーカスされているのは食ではなかったからそれで良いのかもしれない

そこにいるひとたちにとっては決まりきったことなのか淡々としているのだけどとにかく圧倒的な物量だった
整然としていてぐっちゃぐちゃ
タイポロジーなアートがすきだとひとつひとつ保存しておきたくなるくらい良いシーンがあった


こんな光景が500年以上続いているっていうんだからすごいよなぁ…
ひとと一緒に食事をするってことが愛おしくなる