どうも rintaroです
静岡散歩もこれで最後 熱海をぶらぶらと散歩します
(いままでの静岡散歩"三島の水と寿司!","修善寺と韮山と三島で4人のおじちゃん","伊東でパンと河津iZooでカメ"もぜひ)
熱海に到着!
はじめての熱海!
駅前のアーケードを抜けるとこれは…寂れた温泉街独特の空気…!
風光明媚な山奥の温泉やピカピカに流行っている温泉地とも違う魅力
熱海は誇りを持ってこの寂れた空気を大事にしてほしい
おないどしですね
"ニューサマーオレンジ"という柑橘があちこちで売られていた
ニューサマーオレンジ 名前のこのレトロポップ感
幻の喫茶ボンネット
文豪たちが通ったという喫茶ボンネット
ところが不運にも臨時休業… ぐぬぬ…
熱海はほかにも時代掛かった喫茶店が多かった
街の雰囲気につられて入ってみるのもたのしそう(参考: 全国ノスタルジー探訪)
昼食抜きの午後4時
ケースのサンプルがなんておいしそうなんだ
スゴいぞ起雲閣
約100年前に建てられた"麒麟"と"大鳳"という別荘や洋館をあわせた起雲閣
まずは和館の"麒麟"と"大鳳"から
ファー! 青! 青い!
これ 金沢の成巽閣をまねたとか
建築当初 別荘として建てたというんだけどリラックスというよりまるごと芸術品のような緊張感みなぎる!
2Fは"大鳳"
旅館だった頃は太宰治が滞在したのよとおばちゃんが言っていたがそんなことはどうでもいいくらいスゴい
松が絵のようだ
ガラスがスライドして換気できる建具
うつくしい…
床の間! これ落し掛けの部分なんです!
か…かっけー!
格子にリズムをつける竹の節 急に繊細
窓からみえるのが洋館"玉姫"に併設するサンルーム
ヤバそう
"玉姫"サンルームがスゴすぎて笑うしかない
ウハハなんだこりゃ
どこから見ればいいのか分からない
床はモザイクタイル
このドアノブ(かわいい)に網代張っぽい扉(かわいい)をあわせるセンス
ピヤー! 石材のほっそい目地に! 目地に貝? 何貝なの? キラキラが嵌められているー!
隅から隅までとにかく豪奢な所属不明デザインの近代建築
インテリアに目を奪われっぱなしだった
肝心の"玉姫"はなぜか床しか写真を撮っていなかった
情報過多で脳の処理が追いつかずハングアップしたっぽい
"金剛"の暖炉がスゴイ
マ…マントルピースに仏ー! この設えに仏! 南無三!
暖炉に合わせた山小屋っぽいナグリの柱梁に竹の天井をプラス! なぜ! 謎コーディネイトだがなんかスゴイ!
暖炉と炉を火でつなげて茶室風なんだろうか
そうするとこのめちゃくちゃ太い柱は床柱のイメージ?とおもったらぜんぶウェブサイトに書いてあった 悔しい
こんなところにも貝で細工がされている
続いていた間の天井
これはたしかにアールデコっぽいか
"ローマ風浴室"の暖炉がスゴイ
ロ…ローマだー!(なんか二槽式なところが)
この弧に嵌められたステンドグラス しかも上げ下げ窓 およよ
浴槽のタイルが鈍く光る
これはいい夢がみれそう
浴槽まわりのタイルだけ木製 滑りどめらしいけど足触りも良さそう
和館"孔雀"でおわり
赤い壁面すら地味に思えてきた
起雲閣でいちばん地に足ついた設計でやすらぐ
いやあスゴかった
怒涛の意匠だった もはや異空間
起雲閣を出たら急に空腹を思いだした
なんか食べたい!
ビールとソーセージ
Imbiss熱海で地ビールと自家製ソーセージ
4種のソーセージを焼いてもらった
肉の味が濃くてうまい! うまい! うまいよー!
これはビールよりパンか米がほしいと思ったけど大人しくザワークラウトをほおばった
ガーリック入りのクラカウアーがとくに美味しかったので迷わず土産に
食べてないけど伊豆の野生猪のソーセージというのもおもしろいので一緒に買った
ハムのサンドイッチも魅力的だった…
お腹も満たされた午後6時 夜の熱海を散歩しようかな
熱海の夜が早すぎる
「風呂の湯」(ハァ?)
(熱海七湯という自噴温泉のひとつの名らしい)
熱海の共同浴場は寂れっぷりの集大成のような施設ばかり すごいな
温泉は旅館ではいる人のほうが多いってことかな
商店街は閉店準備
熱海の夜は早くてあっというまにやることがなくなってしまった
足もくたびれたので熱海から新幹線をとっておとなしく帰ることに
さよなら熱海
静岡とてもたのしかった
伊豆シャボテン公園と白糸の滝は天気がわるそうで諦めたので次は行きたいな