2015/03/24

【犬山へ行ってきました】有楽苑が楽園




どうも rintaroです
午前中は犬山城と蕎麦をたのしんだので 有楽苑に向かいます

有楽苑というのは国宝である如庵を有する庭園のこと
如庵… すごい… ノーアポで見れるなんて… しゅごい…
月1回ですが内部公開日もあります



元庵



元庵中門
乱形のなかに斜に敷かれた方形の切れそうな鋭さがたまらん…


元庵越しに中庭


左手前の排水升の隠し方が綺麗


苔も綺麗でした
上からスギゴケとハマキゴケだろうか



岩栖門(いわすもん)



このあとも何回も門をくぐるので奥が知れないような気持ちになりました
「中心」というより「奥」という設計思想は日本庭園らしい


ビッシーとエッジ出してシューッと伸びてカッカッと曲がる延段 最高でしょ


左右は化粧砂利敷の竹をつかった庭園



旧正伝院書院



「室内の暗がりごしに明るい景色」という眺めがすごくすき
織田有楽の隠居所として建てられたとか



含翠門(がんすいもん)



正面からの門越しの眺めが美しい!



水琴窟など



ハマキゴケかな
密にそろっていて綺麗



弘庵



弘庵までつづく飛石


ハランの勢いが良い
奥の樹皮はイヌシデかな


弘庵は新設された茶席だそうです
控えめでバランスのいい枝振りのハクサンボク



如庵



もっと寂びているかとおもっていたけどずっと端正な佇まい
如庵といえば「筋違いの席」という別称があるそうだけど やはりそれは躙口から体感しないと分からない

見たら分かるだろうと思っていたら中に入らないと分からない…ということが分かってしまった
暦張りの文字に囲まれている空間が意外と狂気
仄暗いからなおさらなんだろうか


出入り口の萱門
茅葺の厚みと柱の細さのギャップがおもしろい



茶花園



竹のハリが生むカーブ


小輪一重の侘助がすき
ツバキマニアがいるらしくすごい種類のツバキがそろっていた


流れのなかに苔がもこもこに生えている…?!
水中の苔の抱えた気泡がキラキラ輝いて…
ああ… もはやサンクチュアリ…


有楽苑すばらしい庭園でした

入場料1,000円のおかげか客質がとても良く庭に集中できるのも良いね!
(犬山城下町きっぷのクーポンをつかえば700円だけども)

心が満たされたので小腹を満たしに犬山の城下町へ遊びにいきます!